転職のすすめ
はじめに
約5年間ブラック企業で働き詰めだった私。
何がブラックだったというと、1番は「休みがない。」ということ。
2番目が「給料が低い。」ということ。
以前勤めていた会社は、
基本給が昇給していく仕組みがありませんでした。
月の残業時間に関係なく、固定残業代というものが雀の涙程度に基本給として支給されていました。
何時間働いても、どれだけ売り上げを立てても「基本給+固定残業代」。
もちろんボーナスはありません。
では、この会社では、どうやって自分の給料を上げるのか。
自分の休みを削って働くのです。
「休日買い取りシステム」という、
なんともブラック会社らしいシステムを導入していました。
一人暮らしで、まともな生活をするには、月に5~6日程度買い取ってもらう必要がありました。
ひと月の休日が、3日程度。
土日祝日は必ず出勤、平日のみ休みが取れる会社ルール。
私の年間休日は約40日でした。
日々の悩み
仕事内容自体は、好きでした。
自分では仕事のストレスをそこまで感じていないつもりだったのです。
でも、
「こんな生活、あと何年続けられるんだろう?」
「定年が65歳だとしたら、少なくともあと35年はこんな働き方しなきゃいけないってことか。」
(ちなみにその会社は「定年退職」というシステムがなく、退職金も出ません。笑えない。)
「中堅社員はともかく、ベテランの50代の人たちは、今後どうしていくつもりなんだろう。」
毎日毎日、「いつか転職したい」と思いながらも転職できずにいました。
プライベートの時間がなく、友人や恋人とも疎遠になるばかり。
転職出来なかった理由
- 「転職活動ってまず何からすれば良いのか。」
- 「次にやりたい仕事が決まっているわけではない。」
- 「今の会社を辞めたいのは、給料が低いから、でも意外とやりがいはある。」
- 「転職活動を今の会社にバレたくない」
- 「そもそも仕事が忙しすぎて転職活動する時間がない。」
転職したいな、いつか転職しなきゃ。
でも、今じゃない気がする。
まだ、そこまでストレスMAXなわけじゃない気がする。
そんな一歩踏み出せず渋っていた毎日。
転職のきっかけ
きっかけとなったのは、ある常連のお客様からの一言でした。
「しょーた先生、いつ来ても毎日お店にいるよね?」
「あはは、この仕事大好きなんで!」
「仕事熱心なのは良いことだけどもう20代後半なんだから、今後の人生のこと考えても良いんじゃない?」
「まあ、いつかは転職しなきゃなって思ってます(笑)」
「もしよかったら、うちの会社の入社試験受けてみない?
世の中いろんな仕事があるから他の業界に目を向ける転職活動の第一歩としてさ!」
きっとその常連のお客様は、
「笑顔で楽しく働いているつもりの私」の顔色が悪いことに気が付いたのだと思います。
この会話をしたその日、私は仕事帰りに本屋さんへ行きました。
仕事で困ったらいつも本屋に行き、ビジネス書や自己啓発本を物色する私。
「ずっと考えてはいた。いつか転職したい。良いきっかけかもしれない。」
その日は、転職活動を始めるための本を手に取り、決意しました。
私が購入した本は「転職大全」。
「転職活動は何から始めればよいのか」
自己分析や企業研究など、転職で必須となる「なぜ自分は転職するのかについて」や「企業が本当に求めているのはどんな人なのか」何も分からないところから手取り足取り教えてくれます。
転職活動で参考にした本
- 転職大全
- 転職の思考法
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
- 退職のトリセツ~いちばん得する会社の辞め方~
転職してから
結果的に、
そのお客様の勤めている会社からは内定を頂けましたが、
自身の都合もあり、まったく別の社会福祉法人への転職することとなりました。
あの時、声をかけてくださった常連のお客様には今でも感謝しています。
現在は、安定した給与としっかりと年間休日をとることが出来ています。
仕事内容については、福祉の現場の仕事をしつつ、その法人のサイト作成なども行っています。
仕事もプライベートも充実した毎日を送り、
やっと人間的な生活ができるようになった気がします(笑)
「人生は一度きり、一歩踏み出して皆も転職活動を!」
転職活動について
転職サイトへの登録
まず、私はどんな仕事が自分に向いているのか考えました。
本を読むと自己分析などが重要であると書かれていましたが、直感的にやりたい仕事を見つけたい。
その一心で、あらゆる転職サイトに登録開始。
自分がやってきた業種以外には転職出来ないだろうと考えていました。
それにハイクラス転職というよりは、今の会社から抜け出したい。
そういう思いでの転職活動に使いやすかったのは、マイナビ転職でした。
自分の転職活動については、また後日ブログ記事にしたいと思います。
では、また(^^)/